インストラクター養成講座3日目~気づきの禅アート

パステルシャインアート

京都のヒーリングサロン「Po笑夢」さんで開催させていただいている、パステルシャインアートベーシックインストラクター養成講座の3日目。

最終日にあたる本日、自分が描いている「プロセス」に意識を向ける気づきの禅アートに取り組んでいただきました。

ひとつひとつの動作に意識を向ける

今回の禅アートでは、普段は10分くらいで描ける「円」の絵を、たっぷりと45分かけて描いていただきました。

描いている間は会話をせずに
深い呼吸を意識して
ひとつひとつの動作を
丁寧に大切に進めていきます。

禅アートをはじめて10分程たったとき
生徒さんの一人が涙を流されました。

あとからお話を伺うと
何かとつながったような感覚を味わい
涙があふれてきたそうです。

「置く」ことまで大切にできた

禅アートの後のシェアリングででてきた言葉が印象的でした。

パステルを見る
パステルを選ぶ
パステルを削る
パステルを置く

今まで「置く」なんて動作を意識したことがなかった。置ききる前にもう次のことを考えていた。
これからはひとつひとつの動作を大切にしていきたいです。

忙しい毎日を過ごしていると

まずはコレをして
コレができたらアレをして
アレが済んだら次は…

と、何かをしているときでも頭の中では次のことを考えてしまう癖がついているかもしれません。

家事や育児をされてきた女性なら一層そうなのかも。

みんなでわいわい描くパステルも楽しいけれど、時には静かにゆっくりと自分の気持ちに目を向けるパステルもいいものです。

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高橋依子、牧瀬英幹/描画療法のさまざまな実践について、章ごとに1つずつ徹底解説。適応の見極め、導入の手順、描画の解釈などの基本的な進め方、細かい工夫や注意点などを、事例をあげながら具体的・実践的に説明する。