色と心の関係−色彩心理学−
色に表れる心模様
ここでは色と心の関係性についてお話します。
色は心の言葉であり、「表現された色」や「気になる色」にはその時々の心理状態が反映しています。
しかし注意していただきたいことは、ここで書かれている色彩の心理はあくまでも一般的な見解である、という点です。例えば赤を好きな人が表現した赤と、赤を嫌いな人が表現した赤とではその意味は大きく違いますし、赤に込められた意味も人それぞれです。
絵に表れた色を色彩の心理に当てはめ、マニュアル的に解釈できるほど人の心は単純なものではありません。 ここに書かれている色彩の心理は、色彩に表れた心の方向性を示すものであり、イメージや気付きを拡充するための一つのきっかけとしてお読みください。
色に善悪はありません。大切なのは表現された色彩をありのままに受け止めることです。
色相による心理変化
色相とは色の種類です。虹の7色に代表される有彩色と、白黒灰色の無彩色とがあります。
赤の心理 ![]()
エネルギーを表す色。
連想されやすいイメージ:炎、血、命、興奮など。
黄の心理 ![]()
自分をアピールする、不安なく自分を出せる色。
連想されやすいイメージ:光、希望、転機、甘えなど。
緑の心理 ![]()
安心感や安定、調和を表す色。
連想されやすいイメージ:自然、癒し、受動的など。
青の心理 ![]()
内側、内面へと向かう色。
連想されやすいイメージ:海、抑制、悲しみ、自立など。
紫の心理 ![]()
機能不全、自己回復力の表れ。
連想されやすいイメージ:高貴、癒し、欲求不満など。
ピンクの心理 ![]()
解放感や愛情の表れ。
連想されやすいイメージ:幸せ、甘い、幼さなど。
白黒の心理 ![]()
感情の抑制、知性や理性の表れ。
連想されやすいイメージ:ストレス、無、厳粛、はじまりなど。
明度による心理変化
明度とは色の明るさの度合いです。
原色(ビビッド)を中心として、白が混じるほど高明度、黒が混じるほど低明度になります。
高明度の心理 ![]()
外向的(外側に向かう)心理。
連想されやすいイメージ:解放感、やさしさ、幼さなど。
ビビッドの心理 ![]()
積極的ではっきりした心理。
連想されやすいイメージ:活気、若々しさ、自己主張など。
低明度の心理 ![]()
内向的(内側に向かう)心理。
連想されやすいイメージ:抑制、成熟、落ち着きなど。
彩度による心理変化
彩度とは色の鮮やかさの度合い、逆に言うと色のくもり具合(にごり具合)です。
原色(ビビッド)を高彩度(灰色ゼロ)として、灰色が混じる度合いが大きくなるほど彩度が下がっていきます。
高彩度の心理
積極的ではっきりした心理。
連想されやすいイメージ:活気、若々しさ、自己主張など。
低彩度の心理 ![]()
曖昧さや柔かさの心理。
連想されやすいイメージ:不安、もやもや、落ち着き、やさしさなど。






