ぬりえ(ぬり絵)
ぬりえは導入にぴったり
ぬりえの良いところは、形を気にしなくてもいいところ。形は初めから決まっていますからね。ふつう、絵を描くときは形と色を決めますが、ぬりえの場合は色だけを決めればいいのです。 絵が苦手…という人は、形を描くことが苦手な場合が多いので、取り組みやすいぬりえから始めてみましょう。
ぬりえはアートセラピーのワークショップの導入時にも使えます。初めからいきなり「絵を描いてみましょう」と言うより、ぬりえで「色を選んでみましょう」と言う方が抵抗が少ないからです。
ぬりえというと「小さな子どもがするもの」というイメージがあると思います。しかし最近では、書店に行くと大人用のぬりえもたくさん売られています。
ぬりえには色々なモチーフがありますが、年代により取り組みやすい図柄がちがうようです。
子どもには、ポケモンのぬりえやアンパンマンのぬりえ、ディズニーのぬりえなどキャラクターもののぬりえが人気があります。
お年寄りには、風景のぬりえや花のぬりえなど自然をモチーフにしたぬりえが人気があります。
20代〜40代の人には、「未来」や「オーラ」などモチーフが抽象的なぬりえや、「恋愛の木」や「子どもの時のあなた」などテーマのあるぬりえ、またハートや虹などのきれいに楽しみながらぬることのできるぬりえが人気があります。
ぬりえの楽しみ方
ぬりえの楽しみ方には2つの方法があります。
1つは、いろいろなモチーフ(図柄)のぬりえを用意して、その中でその日の気分に合ったぬりえを選ぶ方法。
ぬりえのモチーフには鳥や乗り物、自然や雑貨などいろいろな図柄があります。まずはその中からぬりたいぬりえを選び、気の向くままに色をぬってみましょう。
ぬり終わったら一息ついて一度考えてみてください。 あなたはなぜ、数あるモチーフの中からそのぬりえを選んだのか? おそらく、そのモチーフのぬりえがその日のあなたの気分にピッタリだったからだと思います。
鳥を選んだあなたはどこか遠くに飛んで行きたいのかもしれません。自然を選んだあなたは安らぎを求めているのかもしれません。 なんとなく選んだぬりえの中にも、あなたの心は表れています。
2つめは、毎日同じモチーフ(図柄)のぬりえに取り組んでみる方法です。
例えば「人」のぬりえを7枚用意して、一週間、一日に一枚ずつぬってみてください。 すると同じぬりえのはずなのに、毎日ちがう色が出てくると思います。それは、その日の気分によりぬりたい色がちがってくるからです。
ぬりえには初めから線が入っています。その線がぬりやすいと感じるかぬりにくいと感じるかはあなた次第。 私なんかはよく、いらない線を無視してぬってしまいます。








