パステルシャインアートとは

パステルシャインアートとは、サンリオのキャラクターデザイナーだった江村信一さんが開発し、1995年に発表したパステルを使ったアートです。

パステルを削り、粉状にして描く手法が特徴で、誰でも簡単に綺麗なグラデーションや明るい光を表現できるアートとして人気があります。

パステルを削り粉状にする手法自体は以前からありましたが、絵の背景に使われることが多く、1枚のヒーリングアートとして体系化させたのはパステルシャインアートが最初だと言われています。

他にも、15cmの正方形の紙にセロハンテープで枠取りするのもパステルシャンアートの特徴です。これは初めての人でも「自信を持って描ける紙の大きさ」として、パステルシャインアートのメソッドに取り入れられています。

パステルや画用紙以外の画材については、パステルシャインアートに役立つ画材で紹介しています。

パステルシャインアートの歴史

シャイン(光)は夢と希望を

パステルシャインアートは、1995年に東京赤坂のギャラリーで開催された「天使展」で発表されました。

1995年というと、阪神大地震や地下鉄サリン事件が起こった闇の年です。パステルシャインアート創設者の江村信一さんは、この闇の中で「光で希望を表現する」という大きな使命を感じたそうです。

そして、人に夢と希望を与えるようなアートを広めることを決意。光や輝きを表す「シャイン」という名前がつけられたパステルシャインアートが発表されました。

20年の歴史と、20万人以上の体験者

それから20年。企業や学校、病院などでパステルシャインアートのワークショップが開催され、じわじわ広がっていきました。

2003年にはNHK「おしゃれ工房」に出演。
2007年にはアーユルヴェーダ研究家「西川眞知子」さんがマスター講師として参加。

医療や福祉、教育分野から飛び出し、メディアや芸能界も巻き込みながら、どんどんシェアを広げていきました。

今では、パステルシャインアートのインストラクターは全国に600人、体験者は20万人を超えています。

子どもから高齢者まで

パステルシャインアート体験者の最少年齢は2歳、最高年齢102歳。その幅なんと100歳です!海外から受講にくる方もいるそうです。

パステルの木

パステルシャインアートの「5つの特徴」

1.誰でも簡単に描ける

パステルシャインアートは筆や水を使いません。パステルを粉にして指やコットンでのばしていくだけで、誰でも簡単にきれいなグラデーションを描けるのが特徴です。1つの作品にかかる時間は10~20分。10分で誰でもアーティストになれます。

2.自分に自信が持てる。自分が好きになる

パステルシャインアートを描くと「自分にもこんなに素敵な絵が描けるんだ!」と感動し、自分に自信が持てるようになります。描いた作品はもちろん、自分も好きになれるアートです。

3.リラックス&ヒーリング効果

パステルシャインアートは、みんなが笑顔で元気になれるアートです。アートを通して自分を表現し元気になる。色彩を通して心が動き笑顔になる。パステルシャインアートはヒーリング効果を提唱している技法ではありませんが、アートセラピーやカラーセラピーに通じる効果があると思います。

4.脳を活性化

パステルシャインアートのような、指先を使って色彩を表現する作業は、感覚を磨いたり脳の働きを活性化する効果があります。医学的な実験でも、パステルシャインアートで円を描いているときに脳の血液量が増し、脳の働きが活性化したという結果が出ています。

5.作品を通してコミュニケーションが広がる

パステルシャインアートはお手軽で簡単。みんなでアートに取り組むだけで、コミュニケーションに花が咲きます。誰かに絵をみせることを恥ずかしいと思ったことはありませんか?パステルシャインアートは、自分の描いた絵を人に見せたくなる不思議なアートです。

パステルシャインアートの活用方法

みんなで描いたり、飾ったり♪

パステルシャインアートは自分で描くのも楽しいですが、友達や家族といっしょに描くともっと楽しくなります。描いた作品を額縁に入れて壁に飾ったり、はがきに描いて季節の絵手紙を送ったり、ギャラリーを借りて自分だけの個展を開いたり…楽しみ方も十人十色です。

仕事にできる

仕事としておうちサロンで教室を開くことも、セラピストがメニューに加えることも、企業研修でワークショップを開催することもできます。ある企業のワークショップでは、堅物の社長が描いた、とても優しいパステルシャインアートを通して、社員との結束が一層強くなったというお話もあります。