ワークショップとは、”参加体験型の学びの場”

ワークショップ(workshop)とは、参加体験型の学習の場です。あるテーマに集まった人達が、プログラムに能動的に参加して、体験をとおして学び、みんなで体験を共有することにより学びを深め合います。

もともとは、ワークショップ(workshop)は「作業場・工房・仕事場」などを意味する言葉です。そこから派生して、”共同で何かを作り上げていく場所”という意味で使われるようになったのが、ここでいうワークショップと言えるでしょう。

省略して「ワーク」と呼ばれたり、「WS」と表現されることもあります。

参加型と講義型

ワークショップは講義型の学習と比較するとわかりやすいです。

◆講義型の学習
主役は講師。参加者は受動的。講師が一方的に話をして、参加者はイスに座って聞いている。一番前に講師、そちらを向くように参加者全員が同じ方向を見ていることが多い。

◆参加型の学習(ワークショップ)
主役は参加者。参加者は能動的。講師はおらず、ファシリテーターとよばれる促進役が場を進行する。全員と向かい合えるように、参加者が輪になって座ることが多い。

最近では、講師が一方的に講義をした後で、参加者体験型のワークショップを行うというスタイルもよくみかけます。参加者は、講義で知識を得た後に、ワークショップの体験で学びを深め合うことができます。

ワークショップの特徴

参加体験型

参加者自らが、能動的に参加していくことが、ワークショップの最大の特徴です。参加者は、座っているとは限らず、立っていることも、動きまわることもあります。ワークショップでは、参加者全員が主役です。参加者同士の相互作用の中でテーマが進んでいくので、同じテーマでも毎回多様な学習効果があります。

ファシリテーター

ワークショップでは、場の進行を促進するファシリテーターという人が存在します。ファシリテーターは、グループにテーマを与え、参加者の体験を促します。

具体的には、テーマへの導入と説明、アイスブレイク(緊張緩和)、参加者が安心してワークに取り組める環境作りなどをします。グループ内で沈黙が続くようなら、会話のきっかけを与えたり、軌道修正することもありますが、あくまでも主役は参加者。ファシリテーターは参加者の自発性を尊重し、介入しすぎないことが大切です。

シェアリング

ワークショップでは、ワークの最後に、シェアリングという体験を共有する話し合いの時間が設けられることが多いです。

グループで同じテーマに取り組んでも、参加者全員が同じ体験をしているとは限りません。自分の体験を語り、みなさんの体験を聞く。体験を語り合い共有することにより、自分では気づかなかったポイントが見えてくることがあります。

アートセラピーのワークショップ

アートセラピーのワークショップの場合、参加者が少数のグループに分かれて、テーマにそった作品制作に取り組んだり、ボディワークといって体を動かすことが多いです。その後、グループ内で輪になって、出来上がった作品を自己紹介したり、製作過程で感じたことを話し合ったり、他の参加者の作品を見て思ったことを伝え合ったりします。

※注意事項

ワークショップの著作権・商標登録

ワークショップには著作権をともなうものや、商標登録されているものがあるので注意しましょう。誰かが考えたワークショップを、自分のオリジナルのものかのように使用したり、商品化したりすると、法に触れるおそれがあります。

例えば、「カラーヒストリー」「パステルシャインアート」などは、商標登録されているので、利用するときは、権利者からの許諾が必要です。

ワークショップの名前

このサイトで紹介しているワークショップの名前は、私が勝手につけたものです。本当の名前や一般的な名前とは異なるかもしれません。

「そのワークショップなら、一般的にはこう呼ばれているよ!」とか「私はこう呼んでいるよ!」とかあれば、メールで教えてください。