数字の2の意味「対極・調和・女性性」

数字の2は「対極」を表します。

陰と陽・善と悪・光と闇・男と女・理想と現実などの相反する二極を表し、それらの葛藤やバランスを象徴しています。

2は形でいうと太極図

太極図

絵の中では、空間の対比(道や川で分かれた世界)や色の対比(赤と青など)で表現されることもあります。

激しい色のぶつかり合いで心の中の葛藤を表現することもありますし、理想と現実を描きバランスをとって受け入れていく過程の表現かもしれません。

大切なのは、心の中に葛藤があるなら、ためこまずに、心の外に表現してしまうことです。

葛藤の解決はむずかしいかもしれませんが、アート表現なら人を傷つけない形で発散することができます。

人生で経験する物事の多くは、良い面と悪い面があり、その人の立場や状況によって、良い意味にも悪い意味にも変わります。

それらのバランスをとり、調和し受け入れていくのが数字の2の力。

受容と包容力に象徴される「女性性」にもつながる数字です。

参考文献

癒しの数字 誰も教えてくれなかった"もうひとつの数字"が伝えるスピリチュアルな真実癒しの数字(はづき虹映)
絵が語る秘密―ユング派分析家による絵画療法の手引き絵が語る秘密(グレッグ・M.ファース )

参考文献・おすすめの本

参考書籍・おすすめの本の中からランダムで表示中

高橋依子、牧瀬英幹/描画療法のさまざまな実践について、章ごとに1つずつ徹底解説。適応の見極め、導入の手順、描画の解釈などの基本的な進め方、細かい工夫や注意点などを、事例をあげながら具体的・実践的に説明する。