パステル和アートとパステルシャインアートの違い

パステルを削って描くパステルアートにはたくさんの種類がありますが、パステルシャインアートパステル和アートの二つが有名です。

パステルを削ることや、練り消しを使うこと、15cmの正方形の紙に描くことなど、シャインアートと和アートには共通する部分も多く「どこが違うの!?」と疑問に思う方も多いようです。

しかし実際に描いてみると、色のぬり方やテンプレートの使い方など、たくさんの違いがあり、描ける作品の雰囲気もまったく異なります。

体験しないとわからない、パステルシャインアートとパステル和アートの違いを、できるだけ詳しく紹介したいと思います。

描き方(指とコットン)

和アートは指で描く

パステル和アートでは、パステルを削って粉にしたものを、指につけて描いていきます。

指で直接色をぬるため、直感的で気持ちのこもった表現をすることができます。

コットンよりも濃い色を出しやすく、カラフルな雰囲気の作品になりやすいのが特徴です。

手が汚れるので、お手拭きやウェットティッシュが必須です。

最近は、和アートでもコットンを使う教室もあります。

シャインアートはコットンで描く

パステルシャインアートでは、パステルを削って粉にしたものを、コットンを使って描いていきます。

コットンを筆のように使うことで色がよく伸び、簡単にきれいなグラデーションを表現することができます。

コットンを使うため優しい雰囲気の作品になりやすいのが特徴です。

手が汚れにくいので、いろいろなシチュエーションで取り組むことができます。

画用紙の違い(サラサラとザラザラ)

和アートはサラサラの紙

パステル和アートでは、表面が比較的サラサラした画用紙を使います。

公式スターターセットのオリオン スケッチーズの他、ミューズ ザ・スケッチもよく使われます。

ツルツルではなく程よい質感があるため、パステルののりが良く、指で伸ばして描くのに適しています。

シャインアートはザラザラの画用紙

パステルシャインアートでは、サンフラワー M画用紙という表面がザラザラした画用紙を使います。

画用紙自体に凹凸があるため、色を平面的にぬるだけでも、アートっぽい表現ができます。

和アートの紙よりも厚めでしっかりした画用紙で、セロハンテープをはずしたり、余白をカットする時にも絶妙な紙の味わいを出すことができます。

テンプレートの使い方

和アートはきっちり描く

パステル和アートでは、ひとつひとつの作品の描き方がわりときっちり決まっています。

はじめにテンプレート①を使って、次にテンプレート②を使って…というように。

きっちり描くので初めての方でもきちんとした作品を描くことができます。

シャインアートは縁を残す

パステルシャインアートでもテンプレートは使いますが、どちらかというと自由度の高いアートです。

またシャインアートでは要素の縁まできちんとぬらずに白を少し残すのが特徴です。

白を残すことにより、光や輝きを感じる作品になります。

画用紙の使い方

和アートもシャインアートも、B5サイズ程の画用紙に15cm四方の正方形を作り、その内側にセロハンテープを貼って、その中に絵を描いていきます。

和アートは先にカッターで切る

パステル和アートでは、セロハンテープの外側の余白を先にカッターナイフで切り取ります。

そして作品を描いた後に、四辺のセロハンテープをはがして完成です。

シャインアートは後で手で切る

パステルシャインアートでは、セロハンテープの外側の余白は残したままで作品を描きます。

余白は試し描きに使ったり、余白があることで枠をはみ出してのびのびと描けるというメリットがあります。

作品を描いた後に、四辺のセロハンテープをはがして、余白を切り取りますが、カッターナイフを使いません。
手でビリビリと切り取ることにより、切り口に和紙のような味わいを出すことができます。

まとめ:それぞれのアートセラピー

パステル和アートとパステルシャインアートの違いを比較してみました。

和アートはサラサラした紙に指できっちりと色をぬることによりカラフル作品になり、シャインアートはザラザラした紙にコットンで白を残しながら色をぬることにより優しい色合いの作品になります。

和アートは油彩風、シャインアートは水彩風という表現をするインストラクターもいます。

指に直接色をつけて描く和アートは直感的で、退行現象が起きやすく、自分の中の感情を解き放つアートセラピーの効果があります。

コットンで自由に描くシャインアートも、のびのびとした解放感があり、描きながら気持ちが静まり、落ち着いていくアートセラピーの効果があります。

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