泉・井戸・湧水の象徴的な意味

泉・井戸・湧水の象徴的な意味

入口・通路・異世界・無意識・神聖・浄化・癒し・女性性

水が湧く場所は異世界の象徴

泉や井戸のように地中から水が湧き出る場所は、現実とは異なる世界(あの世・無意識など)とつながっていると考えられており、異世界の象徴となります。

泉や井戸から女神やお化けが出てきたり、泉や井戸に落ちると違う世界につながっていた…という童謡や昔話があります。

水が湧き出る泉や井戸が異世界への入口通路の象徴として描かれています。

湧き出る水は浄化と癒しの象徴

地中から湧き出る新鮮な水は清らかで神聖なものとされ、汚れを浄化したり、傷を癒やす癒しの力の象徴です。

筒や潤いは女性性とつながりやすい

井戸のように、筒状で水と関連する物は女性性の象徴とつながることが多いです。泉から出てくるのは女神ですし、井戸から出てくるのも大体女性のお化けです。

ファンタジーの泉・井戸

ファンタジーやゲームの中でも泉や井戸はよく登場します。

人気ゲームのドラゴンクエストシリーズでは「旅の扉」という泉のようなワープポイント(未知の世界への入口・通路)があり、井戸の中には不思議な空間があります。

ファイナルファンタジーシリーズでは、傷を癒やす効果のある「回復の泉」や神聖な「聖なる泉」があります。