黒澤育の塗り絵

黒澤育(くろさわいく)
1962年、東京都杉並区生まれ。東京芸術大学美術学部絵画科卒業、同院美術研究科芸術学修了。同大学で助手として6年間勤務、東京学芸大学にて国際バカロレア教育を研究。美術学校のデッサン講師の他、奈良県立橿原考古学研究所より依頼された卑弥呼の日本画は、奈良公園館に展示された。壁画や装飾屏風の制作、古美術品のレプリカ制作、小学校社会科教材のイラスト制作など、様々な美術教育、制作に携わる。1992年、東京都児童相談センター治療指導課では、情緒障害児・軽度発達障害児などを対象とした絵画造形療法の非常勤講師に就き、現在も勤続。2004年から、子供の絵画造形教室「アトリエノア」を主宰。児童相談センターでの経験を生かし、発達障害児を含むグループ指導を13年ほど続けた。2019年4月に初の個展を開催、現在も意欲的な制作を続けている。